TOKYOタクシー
今日のシネマ🎬「TOKYOタクシー」。
御年94歳、山田洋次監督91作目作品。
2022年のフランス映画「パリタクシー」(←見ていない)を原作に、冴えない日々をおくるタクシー運転手と、人生の終活に向かうマダムが繰り広げるたった1日の旅を淡々と描くドラマ。
シーンの大半はタクシー内での会話のやりとり。
昭和平成令和の東京が断片的に表れ、それぞれの時代の肯定でも否定でもなく、それはそれで懐かしくもあった。
庶民の誰もが抱える日常の生活苦とやるせなさ、完結しない終活に向かう世代(僕等だ!)との束の間の出会いと別れ、ストーリーとしての結末は予想通りだったけど、結論はそこではないのだろう。
SNSやAI全盛の時代にあって、ド派手な演出や刹那的な感動はなく、したがって大泣きもない。
「老い」を慰めないし、かといって絶望もしない、そこにあるのは、それぞれの世代も含めての未完のままの静かな受容だろうか。



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