セブンイレブン
街角ウォッチング「コンビニ戦争」。
西鉄久留米駅からほど近い、ある「セブンイレブン」が、たぶん閉店の片付け?をしていた。
立地も悪くないし、駐車場も結構な広さなのに、閉店せざるを得ない事情があるということだろう。
ビジネスに限らず、ついつい当事者側(特に敗者や弱者)の視点に立って考える傾向があり、人知れぬ様々な個別の事情はあるのだろうが、撤退する無念を思ってしまう。
コンビニ業界は,三つ巴の戦争中。
まず基本データ(店舗数/平均日販/全店売上/店舗数増加)を抑えておこう。
・セブンイレブン(21,927/約69.9万円/約5.47兆円/増加)
・ローソン(16,415/約59.8万円/約3.30兆円/微増)
・ファミリーマート(14,697/約58.5万円/約3.02兆円/ほぼ横ばい)
そしてそれぞれ戦略の違いがある。
・セブンイレブン/特定エリアに密集出店で物流効率化、ブランド認知、商品開発力(セブンプレミアム)
・ローソン/テクノロジー+加盟店利益重視
・ファミリーマート/目的来店型へのシフト(アパレル、朝メニュー、コラボ商品)
ご存じのように、セブンイレブンに特徴的なのが、ドミナント戦略の徹底(特定エリアに密集出店)による、近隣店同士の共食い(カニバリゼーション)での、加盟店の利益の圧迫だ。
ただ、現在業界は「成長期の量的拡大」から「成熟期の質的競争」に完全に移行しており、「最低賃金の上昇」「24時間営業に伴う深夜人件費の高騰」「周辺商業施設との競争」「家賃土地コスト」等の問題がある。
又、個別事情としては、オーナーが複数店経営という場合もあるし、高齢化・後継者なし・家族労働の限界なども考えられる。
いずれにしても、時代は成長成熟から停滞衰退へのシーンにシフトしつつあるとみることもできる。
去るものはまだいいとして、次世代の人には、これからの人類の生き方が問われているともいえるのではなかろうか。







