街路樹
家の近所に「小頭町公園」があって、例えば桜の花見の時期だとかメタセコイヤの黄葉の時期だとか、それぞれに四季を感じさせてくれる場所でもある。
その公園脇の道路に、そこそこ長いプラタナスの並木があって、ほとんど毎日その大きな葉の下を、当たり前のようにBIKE で或いは歩いて通り抜ける。
時には緑葉が夏の日差しを優しく和らげ、時には枯葉が秋の心を静かに包んでくれる。
この街にもメインストリートである明治通りをはじめあちこちに銀杏並木があって、その黄葉は、素晴らしいの一語につきる。
だがその枝が、毎年無残に伐採(剪定)されるのを見るにつけ、何もあそこまでしなくてもいいのではと、素人である一市民は、常々苦々しく思っていた。
ある日、そのプラタナスの幹にずらーッと赤いテープが張られていた。
その後、1.5mくらいの高さで、バッサリと切られていた。
そして昨日、ほぼその全てが根こそぎ無くなっていたのである。
昨今の異常気象による台風や暴風雨による倒木の危険性、樹齢を重ねた老木化、或いは害虫や病気、そして大きな葉による大量の落葉のごみ化や排水溝のつまり等、何らかの理由があるのは間違いないだろう。
だけどやっぱり、「そこまでやる?」と思うのである。
人知れずプラタナスの一本一本に寄り添う、私は優しい詩人なのである。
プラタナス@小頭町公園
季節は巡る・・・。

