2026年3月5日木曜日

青切符

4月1日から、自転車にも「青切符」。

高級自家用外車所有或いは運転手付きのご同輩には無関係ですが、ついに来ました、自転車版「青切符」制度。
つまり、ながらスマホ → ¥12,000、右側通行・歩道走行→ ¥6,000、信号無視 → ¥6,000、傘さし → ¥5,000・・・。
根拠は改正道路交通法。

若い頃は、赤信号で夜のネオンを連想!?。
今は信号より先に、身体機能が黄色信号を出す。
道路よりも、こちらの老朽化が先を行く。
ブレーキはすぐ効く、だが操作や反応がいたく遅い。
反射板はいつのまにか自転車でなく、後頭部についている。

そして飲酒運転、これは青切符ではない、刑事罰。
酒酔い運転の場合、5年以下の懲役またば100万円以下の罰金。
酒気帯び運転の場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金。
75歳にして自転車で前科デビュー、というのもいただけない。

若い頃は風を切って走ったが、今は風に押されて走る。
おまけに人生まで向かい風。
若い頃は転んでも笑えたが、今は転ぶと哀れみの視線。
若い頃は無茶が武勇伝が、今は無茶が診療明細となる可能性が高い。

春風は軽いが、体は重い。
改正で財布はもっと軽くなりそうだ。

それでも——
今日も自転車にまたがれる。
ペダルを踏める。
風を感じられる。

ゆっくりでいい、格好よくなくていい。
家の灯りが見えるところまで、せめて今日までちゃんと帰りたい。

明日もまだ「走れる側」にいるということ。
それが今の、いちばん贅沢なスピードだと思う。


2026年3月4日水曜日

成田山一粒丸

我が家には昔から、ちょっとした「お腹の掟」があった。
お腹が痛いと言おうものなら、祖母がすかさず「赤玉!赤玉!!」と、まるで呪文のように叫びながら薬箱をガサゴソ。
その娘である母(99歳)も、つい最近まで同じテンションで「赤玉買ってきて!」と言っていた。
どうやら我が家のDNAには“赤玉反射”が組み込まれていたようである。

そんな私自身は鈍感なのか滅多に体調を崩さないし、したがって薬の服用もまずしないのだが、昨夜は珍しくお腹が痛くなった。
「まさか…赤玉の呪いが三代目にも…?」と一瞬よぎって、超不安に・・・。
常備薬などほとんどないのに、どういうわけか知人からいただいていた「成田山一粒丸」があって、そっと服用。
江戸の旅人も頼りにしたという小さな黒い丸薬、香りがふわっと広がり、気づけば痛みは眠りとともに収まっていた。

「成田山一粒丸」は、江戸元禄(1688〜1704)から続く伝統的な道中薬(胃腸薬)で、成田山新勝寺の参道にある老舗「一粒丸三橋薬局」が今も製造・販売している家伝薬で、「はらのくすり」として知られる和漢生薬の胃腸薬。
江戸時代、成田山へ参拝した旅人が道中の常備薬として買い求めた歴史を持ち、二宮尊徳も常用していたと伝わるほどの由緒ある薬だそうだ。

で、我が家にもあった「先用後利(せんようこうり)」という独特の商いの精神で成り立っていた「越中富山の置き薬文化」はどうなっているのかとふと気になって調べてみた。

現実は厳しいようだが消えたわけではない、その伝統は残しつつ、現代の医療環境に合わせて進化しているともいう。
何とか、脈々とがんばってほしいものである。


2026年3月3日火曜日

大宰府政庁跡

今日の史跡「大宰府政庁」。

山にはほぼ城跡があって、それなりに歴史のロマンを感じるのではあるが、普段はさほど深く追及するでもない。

今回の登山で、この地域を俯瞰し、眼下にたまたま「九州国立博物館」が見えた。
実はつい最近そこを訪れていて、この地域のみならず古代からの歴史の一端に触れた。

今回改めて、1,300年前の「西の都」と呼ばれたこの地域の古代国際都市に思いを馳せることになった。

翻って地上では今まさに、国家、権力者、そしてそこで翻弄される庶民の姿がある。

平和を願うしかない自分がもどかしい。


2026年3月2日月曜日

四王寺山

獅子の会山歩会屋久島ツアーのための訓練登山(縄文杉チーム)報告。

「You cannot lower the mountain, so you must raise yourself.」
(山を低くすることはできない。だから、自分自身を高めなければならない)
 〜Todd Skinner

今回は、令和の元号の由来となった万葉集の和歌が詠まれたとされる坂本八幡宮がスタートの「大城山・大原山・岩屋山 周回コース」で訓練。
春うらら、距離はそこそこあったが、おおむねなだらかで心地良く、整備された大宰府政庁跡、大宰府市民の森の景観も素晴らしいコースだった。
通常は2月頃に開花するらしいが、春を告げる早春の妖精と呼ばれる「セリバオウレン(芹葉黄連)」が見られたのも、日頃の行いの良さへのご褒美だろう。
コース定数のアップは必要だが、距離的には同程度の距離をもう1日続けて歩ければ訓練登山は合格と、本日も連チャンで登山の予定だったが、諸事情で中止。

タイム:6時間4分(行動時間:5時間4分)
距離:9.7km
のぼり:621m
くだり:624m
カロリー:1547kcal
平均ペース:標準(90~110%)
コース定数(※):ふつう 19(標準タイム 04:20 で算出)
※10前後 体力的にやさしく初心者向き 
20前後 一般的な登山者向き 
30前後 日帰り登山の場合、健脚者向き 
40以上 日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要


2026年3月1日日曜日

あんころ餅

花は目で
甘味は舌で
季節は 
いろいろな入り口からやって来る

三月のカレンダーをめくりながら
今年もこうして春を分け合えることに
静かな感謝を

どうか皆さまも
それぞれのかたちの「小さな桜」が届きますように

〜施設にいる母は、もう自分の足で桜を見に行くことはできない。
甘いもの好きなので、せめてひとくちで春を味わってもらおうと、桜のあんころ餅を買った。



2026年2月28日土曜日

高層マンション

街角ウォッチング「久留米ザ・タワー レジデンシャル」。

天神ビッグバンで華やかな話題が続く福岡市だが、我が久留米市にも1ヶ所だけだが、高層ビルが建設中なので、情報をお知らせする。

名称:久留米ザ・タワー レジデンシャル
立地:JR久留米駅前
総戸数:343戸(一般向け/管理室含む)
階数:地上36階・地下1階
高さ:約133メートル
専有面積:53.61㎡ ~ 153.44㎡
間取り:1LDK〜4LDK
竣工予定:2027年5月頃
販売時期:第1期販売は2025年7月下旬開始予定
価格帯:55㎡台で約3,000万円〜、150㎡超で1〜2億円超

久留米市でも2億円超のマンション誕生。
高さでは対面に、市内第1位の「ザ・ライオンズ久留米ウェリスタワー 」( 120.61m・35階)、近隣に第2位の「久留米市役所本庁舎 」(91.3m・20階)がある。
しかし福岡市には到底及ばない、東区に「Island City Ocean & Forest Towers Residence (West/East)」(161.25m)や、「Center Marks Tower」(152m)などがある。

聞くところによれば、商業施設の核テナントが未だ未定という話もあってちょっと心配。
又、3~9階には全115邸のコンシェルジュサービス付き分譲マンションが入ると言いちょっと憧れる(到底入居できるはずもない)が、一般的に高額で見てくれの良いシニア向け分譲マンションは、自由度が高く見守りや緊急対応もあるが、老後生活に快適かというとデメリットもあるらしい(←ひがみやっかみ)ので注意が必要だ。


2026年2月27日金曜日

梔(くちなし)

飲食店探訪「梔」。

待ち合わせの店名「梔(くちなし)」が俄かには読めなかった。

それはともかく・・・

この歳になると、「久しぶり」が、少しだけ特別な言葉になる。
同級生の2割ほどが、もうこの世にいないと聞く。
最近も、身近な人が旅立ち、ある人は余命宣告を受けた。
「また今度」が、案外あてにならない年頃らしい。

「会えるときに会っておこう」は、脅し文句ではなく、今の私達には、ごく自然な生活態度になった。
取り立てて大事件がないことも多いが、それでいて微妙な変化もある。
ドジな昔話は何度目かもわからない。
それでも、同じ話で笑えること自体が、ちょっとした奇跡だと思う。

重たい覚悟ではなく、軽やかな実践としての再会でありたい。
人生はずいぶん進んだけれど、来月もまた、気さくな雰囲気の店で同じように笑えたらそれでいい。

昨夜は、中学時代の友人たちと月に一度の飲食歓談。
一ヶ月が早い。

飯ト酒 梔(くちなし)@中央区草香江