2026年6月14日日曜日

技術貿易収支比

今日の用語「技術貿易収支比(知的財産権等使用料)」。

日本は何もかもが落ちぶれ果てたようなニュースばかりだが、中国や韓国に負けるどころか、世界最高水準を誇っているという数字があった。

技術貿易収支比(知的財産権等使用料)という指数があり、数値が1.0を上回っていれば「技術の輸出(出超)」、1.0を下回っていれば「技術の導入(入超)」を意味する。
日本はあからさまに競合する完成品製造分野ではなく、技術・知財の貿易での黒子にまわる戦略にシフトしているというのだ。

・日本 3.1 〜 6.0以上 圧倒的な黒字 →自動車・電機などの海外現地法人(親子会社間)からのロイヤリティ還流が主軸。近年は独立企業間でも黒字傾向。
・米国 3.0 〜 4.0 巨額の黒字 →プラットフォーマー(IT)、製薬、先端軍事技術。ライセンスそのもので稼ぐ純粋な知財大国。
・英国 1.8 〜 2.0 安定した黒字 →製造業の規模は縮小したものの、研究開発、航空機エンジン、医薬品などの知財サービスで一貫して強い。
・ドイツ 1.3 〜 1.5 緩やかな黒字 →強力な機械・自動車産業の技術輸出がある一方、米国からのIT・ソフトウェア導入の支払いも多いためバランス型。
・フランス 1.1 〜 1.3 均衡〜微増 →航空宇宙(エアバス関連)、原子力、高級ブランドの商標ノウハウなどが安定。
・韓国 0.6 〜 0.8 赤字(改善傾向) →サムスンや現代など「モノ」の輸出は強いが、中核特許や設計ソフト(日米から導入)への支払いが多いため入超。
・中国 0.3 〜 0.5 大幅な赤字 →世界最大の工業品輸出・製造大国だが、半導体装置、OS、基幹特許のライセンス料として巨額を外貨支払い。

ただしこの強さは、過去の圧倒的な技術蓄積によるところが大きく、その財産を食いつぶしていってるともいえるわけで、今後も新しい技術を生み出していく必要があるのは言うまでもない。 



2026年6月13日土曜日

下山

先日の登山時、ユースホステルで出会った78歳のベテラン登山者の言葉は、薄々感じていたこととはいえ私に静かだが確かな「その先の現実」を教えてくれた。

かつて何十年も共に山を駆け巡った仲間達が、一人また一人と様々な理由で山を離れていった。
あんなに賑やかだったサークルが、今では年に数回の会食の席に姿を変えている。
そして、どれほど技術と知識に溢れた名手であっても、やがては家族の心配を受け入れ、単独行を諦め、息子の背中を追うようにして山に立つ日が来ている・・・と。

その語り口は明るく、寂しさではなく淡々とした受容のようだった。
たった3年しか違わないのに、「続くものは続き、終わるものは終わる」という自然の摂理と、私達にも「その時」が近づいていることを告げる優しくも厳粛な道標だった。 

終わりがあると知ることは、今があることを深く味わうための知恵でもあるのだろう。
人生という名の登山もまた、下山の路に入ってきている。

夕暮れ時の光に宿る深い味わいを仲間達と眺めながら、永遠じゃない時間を、丁寧に歩いていくしかない。
(いつになくセンチメンタルになったw)


2026年6月12日金曜日

ミヤマキリシマ

獅子の会山歩会登山報告(今月の花「ミヤマキリシマ」)。

くじゅう連山は大分県の南西部に位置し、九州本土最高峰の中岳をはじめ久住山や大船山など1700m級の山々が連なる九州の屋根で、阿蘇くじゅう国立公園の中核をなす山域。

くじゅうと言えばこの時期はなんといっても初夏を彩るミヤマキリシマが有名で、天然記念物に指定されくじゅうの代名詞にもなっている。

今回のルートの池窪登山口から暫くは、枯れて赤茶けた花びらの残りが見えるだけで、内心もう時期を逸してちょっと遅すぎたのかなと思いつつ進んで行った。
標高が高くなるにつれて、チラホラと落下前の花が見え始め、次第に視界がピンクに染まっていった。
結果は、圧巻のミヤマキリシマの大群落、まさに天空の絶景だった。

大船山(1,786m)@くじゅう連山


2026年6月11日木曜日

黒川荘

今日の日帰り温泉♨️「黒川荘」。

登山の前後のお楽しみと言えば立ち寄り湯。

緑豊かな里山に三十軒の宿が集う阿蘇の温泉地「黒川温泉」。

昔は泣かず飛ばすの、秘境の鄙びた湯治の湯だったのだが、露天風呂巡りの「入湯手形」など様々な取組により、今ではメジャーな一大温泉地となった。

それでも夕方の暗闇が迫る時間帯のせいか、ラッキーなことに立ち寄り湯でも、高級感溢れる落ち着いた空間はほぼ貸切状態で、ゆったりと温泉気分を満喫。

この機会を与えてくれた山歩会と仲間に感謝。

できればこのまま投宿して、コース料理でしっぽりと日本酒を、と行きたいところだった。

実はこの旅館は、隣村の旧日田郡上津江村で農業を営んでいた時の、フルーツトマトとジュースの納品先のひとつでもあったので、懐かしさもひとしお。

さて今回の登山は、ミヤマキリシマのピンクの海を求めての、大分県西部に位置するくじゅう連山を形成する山のひとつ、大船山(1,786m)。

もうすぐ出ます。

奥の院黒川荘@黒川温泉



2026年6月10日水曜日

トラック

街角ウォッチング「トラック」。

トラックの右側面に書かれた文字は、進行方向に合わせて右から左に配置されている。
走行するトラックを右側から見た時、読みやすくするためである・・・。


2026年6月9日火曜日

福岡ボルドーワイン祭り2026

濃霧岳倶楽部 in 福岡ボルドーワイン祭り2026。

雨の中、仲間10人で「福岡ボルドーワイン祭り」へ。
開場前から並んでいたのは、案の定私たちだけ。
グラスに注がれたボルドーワインはもちろん美味しかったけれど、この日いちばん弾んでいたのは、きっと10人の大きな声。

若ければ晴れを願ったのだろうが、歳を重ねると雨まで肴にする。
濡れたテーブルも、曇るグラスも、じきに思い出話になる夕べ。

「福岡ボルドーワイン祭り」は、福岡市とフランス・ボルドー市の姉妹都市交流を記念して始まった、国内最大級のボルドーワインイベントで、2026年は 5月15日〜6月14日 に天神・福岡市役所西側ふれあい広場で開催されている、100種類以上のボルドーワインと福岡グルメさらに音楽ステージまで楽しめる「街中のワインフェス」。


2026年6月8日月曜日

赤ちょうちん

あのころふたりの アパートは
裸電球 まぶしくて
貨物列車が 通ると揺れた
ふたりに似合いの 部屋でした

今でも時々 雨の夜
赤ちょうちんも 濡れている
屋台にあなたが いるような気がします
背中丸めて サンダルはいて
ひとりで いるような気がします

歌:かぐや姫
作詞:喜多條忠
作曲:南こうせつ

赤ちょうちんを見てこの歌を思い出したからと言って、昔の彼女と再会したのではない。
ジャスト2年ぶりに、そんな時代からの旧知の仲の友人と。

これや @福工大駅前店