2026年3月22日日曜日

菜の花

菜の花ウォッチング。

週に何度か、穏やかな筑後平野を走る。
福岡県道88号沿いは、春と呼ぶにはまだ少し早く、景色の大半は枯色のまま。
それでも、ところどころに滲むような菜の花の黄色。
気にはなるが仕事中の身、狭い道に車を止めるわけにもいかず、いつも通り過ぎていた。

ふと思い出す。
昔、BIKEで流していた筑後川の河川敷サイクリングロード。
あそこには、もっと溢れるほど咲いていたはずだ、と。

足を向けてみる。
けれど、そこもまた同じように、まだ冬の名残を引きずる景色だった。

少し早かったか──
そう思いながら走り続け、せせらぎの脇でようやく出会う、やわらかな黄色。

河川敷一面ではない。
けれど確かに、季節は動いている。

春よ来い。
いや、確かにもう来ている。

菜の花@筑後川河川敷


2026年3月21日土曜日

酒場アンチョコ

飲食店探訪「酒場アンチョコ」。

博多駅から線路沿いを少し歩く。
入口には生簀があり老舗感が漂うが、中に入ると明るくカジュアルで、あっという間に満席。
料理はもちろん魚🐟系が推しだが、お酒の種類もおつまみ系のメニューも豊富。
博多にはほんとに楽しみな店が多くて、このペースではなかなか制覇できそうに無いのが残念だ。

高校の後輩であり、一時通っていた専門学校の同期であり、食通であり、インターネット黎明期からのネット先駆者であり、酒好きである、Oという税理士がいる。

友人等と会飲食する場合、酒場にしろBarにしろ、和食にしろイタリアンにしろ、自分が店をチョイスする事も多いのだが、何人かの知人の中には立地も含めてそのチョイスがとても楽しみな人がいて、彼もその中の一人だ。

彼のSNSには、ワインやウイスキーや自分で捌いた魚の肴などが、時折多くを語らずアップ(無駄に長い私とは対照的だw)されていて、彼の事務所の棚にはアイラウイスキーのボトルが並んでいる。

次回もよろしく頼む🙏

酒場アンチョコ@博多駅前4丁目


2026年3月20日金曜日

桜ウォッチング。

■漢詩
春月宿寒枝
花心在未開
一朝風色裏
何處是帰来

■訓読
春月 寒枝に宿り
花心 未開に在り
一朝 風色の裏
何れの処か 是れ帰来

■和訳・解説
春の月が、まだ冷たい枝に宿っている。
花の命は、まだ開かぬ内にすでに在る。
ひとたび風が吹けば、
散った花はどこへ帰るのだろう。

咲く前から散りを思う、西行的老境の感覚・・・

桜🌸@小頭町公園


2026年3月19日木曜日

江戸蕎麦 侘介

今月の蕎麦会「江戸蕎麦 侘介(わびすけ)」。

白金は、戦前から戦後にかけてお屋敷や料亭などが建ち並び、福岡屈指の高級住宅街だったそう。
そのエリアにはまだポツポツと昔ながらの古民家が残って、狭い路地裏のおよそ築百年になるという建物が「侘介」だった。
玄関で靴を脱いで店内に入ると、まるで昭和。

趣のある古民家で、粋に蕎麦前そして蕎麦を嗜むのである。

ここは福岡で本格的な江戸前の蕎麦を食べさせてくれる貴重な一軒。
又店主は、創業当時から「福岡で蕎麦前の楽しみ方を広めたい」と提唱してきた先駆者の一人だそうで、この日も定番から旬の食材を使った黒板メニューの限定料理まで豊富。春野菜の天ぷら盛り合わせ、焼きそら豆に、春が微笑む。
・・・そしてお酒が進む。
(ここまではいいのだが、なんせ年寄りは傍若無人に五月蠅いのである。お店の方、お隣にいた若いカップル、すいませんでした、反省だけはしています💦)

江戸蕎麦 侘介@福岡市中央区白金


2026年3月18日水曜日

耕きちの湯

今日の温泉「耕きち(こうきち)の湯」。

「耕きちの湯」は、黒川温泉街中心部から車で3~4分、筑後川源流の清流の森の中に佇む日帰り温泉施設。

黒川温泉(熊本県南小国町)は阿蘇山麓の北端付近に位置し、言わずと知れた九州を代表する人気温泉地のひとつで、入浴手形が大ヒットし、各宿の趣の異なる露天風呂をめぐることができることでも知られている。

かって隣町日田郡上津江村(現日田市)で農業を営んでいた経緯もあり、とある(高級!)旅館にはフルーツトマトやトマトジュースも卸していたし、公私共によく利用した自分の庭のような温泉地である。
昔は鄙びた温泉地だったが、外国人観光客の増加、高級化で、現在では1泊10万円(個室離れ)もあるという。

この温泉は露天風呂を持たないものの、風情ある内湯を楽しめる日帰り温泉施設で、2016年に発生した熊本地震と2020年の九州豪雨の影響で廃業を余儀なくされていたが、多方面からの支援もあって、2024年10月に営業再開していた。
オーナーによれば、今ではポピュラーになったが、クラウドファンディングなどでも再建の資金集めをしたそうだ。

屋根の木組剥き出しの高い天井とアーチ形の窓が印象的な浴室で、泉質名は「単純硫黄温泉」で無色透明の温泉が多い黒川温泉では数少ない泉質。
別に、切石の「さざんか」「せせらぎ」、ひのきの「姫楽の湯」と3つの家族風呂があり、どうしても一緒に入浴したいという希望があれば、応じる用意はある。

耕きちの湯@阿蘇郡南小国町満願寺


2026年3月17日火曜日

ドライアプリコット

今日の食材「ドライアプリコット(干しあんず)」。

今夜の気まぐれつまみは、ドライアプリコット。

杏という果物、
実はちょっとした裏の顔もある。

杏の種――
いわゆる杏仁には、
微量ながら毒の成分が含まれている。

甘い果実の中心に、
ほんの少しの毒。

なるほど。

恋でも、人生でも、
だいたいそんな構造になっている。

若い頃は恋の話で酒を飲み、
この頃は健康の話で酒を飲む。

そしてノンアルの一人酒。
そのつまみとしては、
このくらいの毒気でちょうどいい。



2026年3月16日月曜日

涌蓋山周回

獅子の会山歩会屋久島ツアーのための訓練登山(縄文杉チーム)報告Vol.4「涌蓋山(1,499m)周回」。

「I like the mountains because they make me feel small... they help me sort out what's important in life. 」
 〜 Mark Obmascik
(山が好きなのは、自分が小さく感じられるから … 山は人生で何が大切かを整理する手助けをしてくれる。)
 〜マーク・オブマシック

「涌蓋山」はくじゅう連山の最西端に端正な姿を見せる独立峰で、広々とした山頂は九重の山々を360°のパノラマで見渡せる絶好の展望台。
10km程度であれば、何とかこなせる目途が立ったと言えるのではなかろうか。
温泉「耕吉の湯」付き、日田名物「ちゃんぽん」(大衆食堂寶屋)付き。
尚、周回の計画が周回になっていないのは、下山してきた「涌蓋山登山口(ひぜん湯側)」から登山開始時車を駐車していた「八丁原登山口」までを、有ろうことかヒッチハイクで移動したためである(軟弱w)💦

合計時間:6 時間 27 分(休憩時間:1 時間 43 分)
距離:10.1 km
のぼり:599 m
くだり:766 m
カロリー:1496kcal
コース定数:17 ふつう(標準タイム 04:49 で算出)
平均ペース:90~110%

※10前後 体力的にやさしく初心者向き
 20前後 一般的な登山者向き
 30前後 日帰り登山の場合、健脚者向き
 40以上 日帰りでは困難。1泊以上の計画が必要