2024年7月27日土曜日

左右が迷

創作座右の銘シリーズやっと第3弾。

「左右が迷」。

人間とは、無駄に齢を重ねても座右の銘さえ決めきれないで、一生欲にまみれて迷路を彷徨うような存在であるということ。
(~ 喰うかい?:774~835 平安時代の僧空海から教えを受けても迷いから脱却できなかった凡弟子の一人)

(参考:座右の銘)
「坐」も「座」も「座る」には違いないが、「坐」は座る動作そのものを指し、「座」は座る場所を表している。
「座右」は「身近なところ」を意味し、「銘」は「金属や鉱物などに刻み付けた文字」の意。
後漢時代の詩人崔瑳(さいえん)が自分を戒める句を綴った「座右銘」を、空海が「崔子玉座右銘」として書き写したとされる。
人間の生き方や真理戒めなどを簡潔にまとめた文章や語句のことで、歴史上の偉人などの言葉や故事成語、四文字熟語などが使われるが、これさえなかなか決められない。
(画像:Bing Image Creator)




2024年7月25日木曜日

Vespa

Bar探訪。

福岡市に急に出かける用事ができて、ならばついでに、11:00から開いているBarがあると以前聞いていたので、ホントにちょっとだけ(のつもりで)。

Guinness ▶️ Mojito ⏩ MOUNT GAY Barbados Rum

カウンター貸切で、店長の丁重な接客でのBar談義、閉店までずっと飲んでいたくなったけど、そこは紳士なので…。

贅沢過ぎました。

14:04 the Authentic Bar Vespa@天神



 


日本ワイン

日本ワイン考。

超ラッキー👍なことに先日日本ワインをいたたいた。
「菊鹿シャルドネ樽熟成2021」。

日頃独り安ワインに甘んじているので、久々これは期待できそうだ、ウッシッシ😍
誰と何時いただくかが思案のしどころだ(女性の多数の応募が予想されるのでオヤジはご遠慮下さい)。

このワイン、
・生産ワイナリーは「日本ワイナリーアワード2024」で、4つ星の評価。
・「日本ワインコンクール」で2022年は金賞・部門最高賞(27県108のワイナリーが参加し 706本が出品され その中で一番出品数が多い「欧州計品種・白」の158本の中での部門最高賞)他受賞。
・ひとり様1本限りでの限定販売、
などの情報があり、やはりウッシッシに間違いなさそうだ。

このところ、ウイスキーをはじめとして、日本酒、ビール、ジンと、日本製のお酒は頑張っている。
日本人特有の繊細さやこだわりが高品質な酒造りに適しているのは間違いないだろう。

ただ日本ワインについては懸念材料もある。
・生産者の急増 / 全国の生産者数はこの10年でざっと倍増し、推定で500を超えた
・話題ほど実際の消費は伸びず / 健康志向の高まりなどでワイン全体の消費量が頭打ち、20代を中心とする若い世代のアルコール離れ
・半数近くが苦しい経営 / ブドウ農家の高齢化、1/3が税引き前当期純利益が赤字、1/10が同利益が50万円未満

ブームから一転、危機に直面する日本ワイン 生産者、打開策を模索





2024年7月24日水曜日

コリウス

よそんちの店の葉シリーズ「コリウス」。

例えば友人のT氏などは、豪邸の立派な庭のガーデニングでの華麗な画像をSNSにアップしてくる。
翻って父が亡くなってからの我が実家の捨て置かれたお粗末な庭は、今年も雑草でぼうぼうだ。

何とかせねばと猛暑日の国道209号線を汗だくでホームセンターにBIKEを走らせた。

入口の園芸コーナーは、夏でもいっぱいの花苗で溢れていた。
その中でひときわ目を引いた「コリウス」。
花ではなく葉を観賞する草花で、花に負けないというよりは花にも勝る華やかさ。
実際は原種ではなく品種改良によって生み出されたものだろうが、ここまでの造形美を作り出す人間は、植物にとっていいのか悪いのか…。
大まかに従来の品種である小柄な種子系と、大柄な栄養系品種があるそうだ。

暫しタダで美と涼を感じ、再び汗だくで帰路に着く。


2024年7月23日火曜日

周の長さ

ファーマータナカの今日のお勉強「小学1年生算数 / 周の長さ」。

Q. 全周を求めて下さい。

Xで話題になった算数の問題だそうです。
まずは答えを、それからなぜそうなるかの説明できる方は解法もお願いしたい。
小学生なのでできれば 𝒙(エックス)を使わないで解いて欲しい。

なお小学生以下の脳ミソの方はコチラをどうぞ。
Xで話題の算数の問題






2024年7月22日月曜日

アーケード

街角ウォッチング「アーケード」。

先日熊本市を訪れた時に、Dr.I氏に0次会と称してクラフトビールのビアホールに連れて行ってもらった。
過去に熊本市を訪れたことが無いわけではなかったが、その時通った下通りアーケードの大きさ(全長511m、幅15m)と賑わいに改めて感心した。

日本にはアーケード文化?があり、思い出してみると、大阪市天神橋筋商店街は確かに日本一の長さ(総延長2.6km)だったけど、厳密には途切れているところがあり賑わいはあったものの昔ながらのアーケードといった印象だったし、振り返って第3の故郷大分県にある大分市のガレリア竹町のアーケードは断面の大きさ日本一(道路幅24m、高さ18m)だそうだが、残念ながら閑散の印象はぬぐえない。
地元久留米市の一番街とあけぼの商店街は、今の時期土曜夜市のイベント時は何とか賑わいを取り戻しているが、普段はシャッター通りといっていい。

東京、地方では福岡市に一極集中と言われるが、熊本市もなかなか元気でお洒落で大賑わい、日本もまだまだ元気な(ところがある)気がする。

WORLD BEER TERMINAL KAEN@熊本市下通





2024年7月21日日曜日

行き倒れ

昨日土曜日の午後5時30分はまだ灼熱。
その炎天下のちょっとした仕事帰り、アスファルトの照り返しが厳しい住宅地の中を、母と同居中の実家への帰路をバイクを走らせていた。

前方左側にハザードランプをつけた乗用車が停車していて、その手前の住宅のブロック塀の前に、老人Aがへたり込んでいて、初老Bと若者Cの男性2人が様子を伺っている。
単なる酔っ払いかあるいは認知症老人の徘徊かはたまた熱中症か。
状況が掴めないままひとまず声をかける。
「何かお手伝いしましょうか?」
「お願いします。」とも「いや結構です。」とも返答がないでもう一言、
「車に乗せるんですか?」
するとBが、
「いやそこのマンションまで…。」
控え目なCに代わり、Bと二人でAを抱き抱えて何とかマンションの入り口まで辿り着く。
「ありがとうございます、ここで結構です。」
一旦引き返すが振り返ってみると、どうもまだ大変そうだ。
結局戻って〇階の部屋のベッドまでAを連れて行くのを手伝う。

判明した事実は、以下の通り。
1. 車で通り掛かったCが道路脇に座り込むAを発見
2. 車を止めて「救急車を呼びましょうか?」と声をかけるが、Aは自宅の連絡先を伝える
3. 自宅から同居の息子Bが駆けつける
4. そこにファーマタナカが通り掛かる
5. A及びBの歳の頃は母と私のひと回りぐらい年下で同居中
6. Aの認知症の進行はまだ軽微で、介護保険による支援もまだ受けていない
7. ちょっと目を離した隙に自販機に飲み物を買いに出たらしい
8. その帰りに歩けなくなってへたり込んだ

帰りしなに、後日お礼に伺いたいので是非連絡先をと何度も言われたが、もちろん鄭重にお断りして母の夕食の支度への帰路を急ぐ。

一見平和で閑静な住宅地だが、現代の日本社会、そこかしこにはたくさんの老老介護の老人達が同居しているのは間違いない。
自分の親は足腰が弱っているので徘徊の危険性はまずないが、自分も含めて明日は我が身の現実が横たわっている。

ちょうど10年前に類似の出来事があり、FBに投稿していたのを思い出したので、参考までに再掲しておく。

早朝から厭な予感、夜明けのショート・ストーリー。
ちょっと遠くの路上に物体、人類でないことを願うがいやどう見ても人が倒れている。
恐る恐る近づく。眼は閉じている。呼吸有り。
散歩中の脳障害、心臓発作、あとはあるあるアルコールか、ともかく何度か声をかける。
「どうされました?大丈夫ですか?」
「「¢£%ムニャ・・・。」
通りすがりの散歩中♂に声をかけ助けを求めるも完全無視、足早に立ち去る。
「誰か呼びましょうか?」
「#&□△◆いい■!?」
110番あるいは119番かと自問自答しつつ、
「お家は近くですか?」
「○▼※△そこ☆▲◎★●!?」
「車が通ると危ないですよ、立てますか?」
「l。0p;・-酒@:¥^「」屋台¥」
何とか起こして抱きかかえると頭や腕に傷有り、ここでほぼ近未来の自分と同属と断定。
ほんの20m程先の某マンション4F○号室まで珍問答を繰り返しつつご案内。
オートロックの玄関も部屋もご本人では鍵穴に鍵は入らず、ファーマータナカが代行。
別れ際、
「qぜひdrftgy一緒に飲もうJm8ういっぷ!!」
と言われたような感じがしたが、鄭重にお断りする。
明日は我が身、その節はよろしくお願いいたします。(2014/7/1 記)