ファーマータナカのデイリーブログ
2019年4月30日火曜日
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2019年4月26日金曜日
2019年4月24日水曜日
2019年4月21日日曜日
ダークウェブ
アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。
Google
で検索すれば、何でもわかったような気になるが、1ワードにつき数百万のヒット件数のうち、閲覧しているのはせいぜい10~20件、ところが Google
が検索している普段アクセス可能なサーフェイスウェブ(表層ウェブ)はウエブ領域のたった1~4%とも、あるいはその下層には表層の400~500倍のディープウェブ(&ダークウェブ)が存在するというからおったまげだ。
専用ブラウザ「Tor(トーア)」等で閲覧可能といい、怖いもの見たさというか年寄りの冷や水というか、逸る気持ちはほとばしるが、これ以上の難題をしょい込むと完全に身の破滅なので、必死でこらえている。
2019年4月20日土曜日
カランコランの台所
街角ウォッチング。
実家近く、住宅地の一角にお洒落っぽい惣菜屋さんが出来ていた。
この立地、都会ならかえって知る人ぞ知る隠れた繁盛店てな事も有り得るが、野良猫一匹通りそうも無い当地では、無理っぽい印象。
覗いてみると、構成も内装もスタッフの表情接客も悪くない。
昔だったら、費用対効果の疑わしい新聞記事広告を打ったり、ミニコミ誌に掲載したり、違法立看を立てたり、下手な自家製チラシを配って、あとは口コミ頼みだったろう。(実際そうやってきた)
インスタを見てみると、カラフルな写真が溢れそれこそ映えていて、日替わりやオススメメニューを発信、フォロワーも1,000人近くいる。
マーケティング手法もすっかり様変わり、ちょっぴり僻みやっかみも感じるが、商売の行方は、Dreams
come true というか、大化けの可能性も充分考えられる時代、お手並み拝見といこう。
2019年4月19日金曜日
ペーパードリップ
ファーマータナカの今日の消耗品。
100均商品は大抵中国製や東南アジア製だと思っていたが、コーヒーフィルターはドイツ製があった。
ペーパードリップはドイツ人(メリタ・ベンツ)考案で、ドイツ人はビール以上にコーヒー大好きとののことなので、大量生産(或いは粗悪品?一応バージンパルプ、圧着部分接着剤無使用、蛍光染料含有無の表記はある)で製造原価が安いのだろうか。
それとも未だに欧米信仰、コンプレックスを持ってるのが時代錯誤なのかも。
知ったところで何がどうなる訳でもないが、あくなき知的好奇心から、輸入原価が知りたい。
(他に考えることはないのかとの疑問は残る)
そういえば、昔こんなCMソングをミッキー・カーチスが歌っていた。
お土産にいただいたベトナムコーヒーは毎日旨いが、足りないものもある。
お土産にいただいたベトナムコーヒーは毎日旨いが、足りないものもある。
2019年4月18日木曜日
2019年4月17日水曜日
Good Night!
和暦にも、人生にも、もちろんお店にも、始めと終わりがある。
先日の FB 上で、老舗的店舗がどんどん姿を消していく現状を嘆いてみたが所詮他人事、ところがおっとどっこい、最も思い入れのある店が4月27日で閉店する。
ビルの取り壊し(建替え?)が理由らしいが、詳しくは知らない。
そういえば30数年前にこの物件を契約する時既に、このビルは若干傾いていたので、いよいよ寿命ということかもしれない。
当時池町川界隈は、川こそ整備されて綺麗になってはいたが、その閑散とした川沿いのビルのしかも2Fで飲食店なんぞ絶対潰れると、プロ連中から太鼓判を押されたものだ。
思いつきだけで始めたズブの素人は、その後紆余曲折を経て、当時すでにこの世界で輝いていた(と思う)何人かのプロと出会い、タッグを組むことになる。
その中の一人が O 氏だ。
7歳年下なのだが、その立ち振る舞い、無駄のない動き、軽妙な語り口は、プロそのものと言ってよいだろう。
そして特筆すべきは、何かきっと秘密があるのは間違いないと思うが、今も変わらない異常ともいえるその若さだろう。
バーテンダーとは、海馬を日々アルコール漬けにして、腎の臓と肝の臓を徹底的に痛めつけながら、カウンター越しの客のたった数分の孤独を埋めるために、来る日も来る日も、こちら側で途方もない時間と孤独を抱えて待ち続ける仕事だ。
そこに必要な要素とは、持続力と想像力、店を通してそして彼を通して、少しは学ばせてもらったと思う。
とっとと退散した私の荷物を背負い、又新たな荷物をも自ら背負って、ここまで本当にご苦労様でした。
4月24日水曜日に、ゆかりのお客様やスタッフで、長年の労をねぎらいたいと思う。
湿っぽい Good Bye より、Good な Night にしたい。
是非ご参集いただきたい。
(顔見せてくれる方は、コメント入れていただけるとなおありがたい)
2019年4月15日月曜日
入学
入学シーズン話題沸騰2題。
①大学入学式、スーツ「黒一色なぜ
昔バンカラと言われた早稲田が、没個性の学生で満ち溢れている。
有料記事で先が読めないが、自己規制がここまで来ている?まさか大学側がそれ相当の服装で出席するようにとの同調圧力をかけまではしないと思うが…。
②「がんばっても報われない社会が待っている」東大の入学式で語られたこと【全文】
コチラは東大、FB友達のシェアもあったし、個人的には正鵠を得た言と思えるが、一方で統計学やフェミニズム論からの反発も多かったらしい。
締めの部分を抜粋しておくので、興味のある方は全文眼を通してみては。
「未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。
あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。」
①大学入学式、スーツ「黒一色なぜ
昔バンカラと言われた早稲田が、没個性の学生で満ち溢れている。
有料記事で先が読めないが、自己規制がここまで来ている?まさか大学側がそれ相当の服装で出席するようにとの同調圧力をかけまではしないと思うが…。
②「がんばっても報われない社会が待っている」東大の入学式で語られたこと【全文】
コチラは東大、FB友達のシェアもあったし、個人的には正鵠を得た言と思えるが、一方で統計学やフェミニズム論からの反発も多かったらしい。
締めの部分を抜粋しておくので、興味のある方は全文眼を通してみては。
「未知を求めて、よその世界にも飛び出してください。異文化を怖れる必要はありません。人間が生きているところでなら、どこでも生きていけます。
あなた方には、東大ブランドがまったく通用しない世界でも、どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。
大学で学ぶ価値とは、すでにある知を身につけることではなく、これまで誰も見たことのない知を生み出すための知を身に付けることだと、わたしは確信しています。」
頼むぜ、日本の若者!
葉桜
ファーマータナカの無料本棚。
人間なんて冷たいものだ。
あの宴の狂乱は何処へ行ったのか。
決して似つかわしくないあのブルーシートの青も、跡形もない。
閑散とした公園の片隅に吹き溜まった花びらは、幾らか赤茶けていたりして。
見上げれば葉桜、その葉桜は夏の季語、葉桜にも何分葉桜というのがあって、三分葉桜ってとこか。
その風情に遊ぶのは、蕪村か荷風か俺ぐらいだろう。
人間なんて冷たいものだ。
あの宴の狂乱は何処へ行ったのか。
決して似つかわしくないあのブルーシートの青も、跡形もない。
閑散とした公園の片隅に吹き溜まった花びらは、幾らか赤茶けていたりして。
見上げれば葉桜、その葉桜は夏の季語、葉桜にも何分葉桜というのがあって、三分葉桜ってとこか。
その風情に遊ぶのは、蕪村か荷風か俺ぐらいだろう。
「葉桜と魔笛」という、6,300字くらいの太宰治の短編小説がある。
サラッと読めるので、暇人なら青空文庫(無料)でどうぞ。
そ
そ
れにしても太宰って、一体どんな感性の持ち主なんだろう。
2019年4月13日土曜日
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2019年4月6日土曜日
白秋
「青春朱夏白秋玄冬」、季節には色がある、とは中国五行説に基づく考え方。
それこそ青春の頃には、観光地の博物館や美術館或いは○○記念館とか面倒臭いだけで、大した感慨も無く通り過ぎていた。
馬齢を重ねたせいか、このところそれら遺された物、そしてその人となりが妙に引っかかるようになった。
馬齢を重ねたせいか、このところそれら遺された物、そしてその人となりが妙に引っかかるようになった。
例えば先日訪れた、「北原白秋生家」、お遊びで詩歌擬きの何篇かでも書く身としては、当然白秋のせめて通り一遍の事位知っていてもおかしくないはずだ。
ところが実際は余りにも有名すぎてうっちゃっており、漫然と優等生的な童謡や詩歌のイメージを持っているだけで、その実何も知らなかった事に気づかされる。
一方で最近は Wikipedia とか便利なものがあって(それはそれで問題でもあるのだが)、にわか仕込の情報を得ることもできる。
ところが実際は余りにも有名すぎてうっちゃっており、漫然と優等生的な童謡や詩歌のイメージを持っているだけで、その実何も知らなかった事に気づかされる。
一方で最近は Wikipedia とか便利なものがあって(それはそれで問題でもあるのだが)、にわか仕込の情報を得ることもできる。
「北原白秋」、これも何かの縁、この際駆け足で見ておく。
・県立伝習館中学(現・福岡県立伝習館高等学校)では成績下落のため落第、校内新聞では生徒を動員して学校側と対立。
・大火によって北原家の酒蔵全焼、又実家破産。
・詩「おかる勘平」は風俗紊乱にあたるとされ、発禁処分。
・夫と別居中の人妻俊子と恋に落ち、姦通罪により告訴され拘置、同業者から「文芸の汚辱者」 との痛烈な誹りを受けるも結婚、しかし父母と俊子との折り合い悪く離婚。
・詩人の江口章子と結婚、彼女曰く「痛々しい大きな赤ん坊」、その章子は胸を病み、その後行方をくらまし、白秋は不貞を疑い離婚。
・3人目佐藤菊子と結婚。
・関東大震災により会社罹災、住宅も半壊。
・著名な作家仲間とは何人とも対立、反発、絶交。
・糖尿病および腎臓病の合併症のために眼底出血、視力ほとんど喪失。
・国家主義への傾倒。
・結局糖尿病と腎臓病のため自宅で逝去、57歳。
・大火によって北原家の酒蔵全焼、又実家破産。
・詩「おかる勘平」は風俗紊乱にあたるとされ、発禁処分。
・夫と別居中の人妻俊子と恋に落ち、姦通罪により告訴され拘置、同業者から「文芸の汚辱者」 との痛烈な誹りを受けるも結婚、しかし父母と俊子との折り合い悪く離婚。
・詩人の江口章子と結婚、彼女曰く「痛々しい大きな赤ん坊」、その章子は胸を病み、その後行方をくらまし、白秋は不貞を疑い離婚。
・3人目佐藤菊子と結婚。
・関東大震災により会社罹災、住宅も半壊。
・著名な作家仲間とは何人とも対立、反発、絶交。
・糖尿病および腎臓病の合併症のために眼底出血、視力ほとんど喪失。
・国家主義への傾倒。
・結局糖尿病と腎臓病のため自宅で逝去、57歳。
自由奔放な天才詩人白秋は、私生活ではヘビースモーカーで酒に溺れ、不貞をはたらくトンデモ男だったということで、今頃になって妙に親近感。
「白金之独楽」から一篇を載せておく、原文はカタカナ詩。
二人で居れど まだ淋し
一人になったら なほ淋し
真実 二人は 遣る瀬(やるせ)無し
真実 一人は 堪え難し
一人になったら なほ淋し
真実 二人は 遣る瀬(やるせ)無し
真実 一人は 堪え難し