2017年2月28日火曜日

土竜


春光に 連なれ黒き 土竜塚  腐阿魔多難禍

筑後川河川敷、柔らかな日差しの中で地中はすでに春、盛り上がった黒土の連なりに、もぐらの躍動を見た。

もぐらは、地中に棲むミミズや昆虫の幼虫を主な食物としていて、もぐらのトンネルは巣であるのと同時に狩猟用の罠の役割もするそうだ。
だ地下のトンネル掘削作業はもぐらにとっては重労働で、穴掘りは既存のトンネルの修復や改修目的が主であるらしい。
又、もぐらは非常な大食漢で、胃の中に12時間以上食物が無いと餓死してしまうらしく、餌が手に入らなかった場合の対策として、唾液に麻酔成分が含まれており、それによって獲物を噛んで仮死状態にして巣に貯蔵しておくという習性を持つものが存在するらしい。

ともあれ、見えないところで生の息吹きが確実に増しているのは確かなようだ。



2017年2月27日月曜日

超定番クイズ


街角のクイズ。

ある店の入口に超定番のクイズがあった。
解いてスッキリ、今日も一日頑張って下さい!


2017年2月26日日曜日

とり和


街角ウォッチング&ドリンキング(2/24)。

久留米市新世界地区再開発後と1月再オープンの「とり和」、ここは確かなお店。
飲食店時代の最初のスタッフM氏の所望で、ちょいと一杯。




2017年2月24日金曜日

トレッキングシューズ


足腰のガタが懸念される齢ではあるが、有難いことに山登りの誘いを受けた。

ド素人なので、登山の先輩のアドバイスも貰いながら、プロのお眼鏡(メチャ高!)には到底適わない、まずはカジュアルなトレッキングシューズ購入。

「 MERRELL メンズ モアブミッド ゴアテックス ベルーガ」

挫折しても街でも履こうとチョイスする根性が、やっぱ素人。

実際少し調べてみる。
「MERRELLは1970年代、カスタムメイドの靴職人、ランディ=メレルがオーダーメイドのハイキングブーツを作り始め、1983年に初めてメレルブランドとしてブーツを販売し始め、以来30年間一切の妥協を許さないというポリシーの元、高いクオリティを維持し続けながら「新しさ」を追及しており、履き心地、製品への妥協なきこだわり、デザインやソールに見られる遊び心が、これからもMERRELLの根底にあり続けます。アウトドアスポーツの枠を超えて、山や街、全ての屋外へとフィールドを広げていき、もちろん普段使いも快適に過ごせます。」とある。

ひょっとしたら後半部分がプロから見たら欠点なのか。
人によっては、タウン用アウトドア風シューズとまで書かれており、「登山靴選び」に関するNGワードとして、メレル、キーン、コロンビア、ホーキンズ、ノースフェース、エーグル、こういうものは除外という。
れから滑りやすいという指摘も多くみられた。
これは現場で実感してみるしかない。
ただし、ゴアは軽い靴造りには是非とも有用ですともあった。

なにはともあれ、まずは実行あるのみだ。



2017年2月22日水曜日

空が青い


街角ウォッチング。

空が青い。

あなたの心は何色?


春と芭蕉


草の戸も住替る代ぞ雛の家
(くさのとも すみかわるよぞ ひなのいえ)

春、芭蕉は、はやる旅への想いを、「男やもめで家が荒れ果てるより、雛人形を飾るような幸福な家族が住むほうが余程よい」と、この歌を詠んだ。

旅か…、そういう季節になりつつある。


2017年2月20日月曜日

居酒屋


ライブラリーシネマ。

「居酒屋」(原題 Gervaise は主人公の名前)は、自然主義文学の傑作といわれるフランスの文豪エミール・ゾラの同名小説(L'assommoir 1877年)が原作の1956年仏映画。
主演マリア・シェルはヴェネツィア国際映画祭 女優賞、第29回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。

時代の貧困の中、ここでも卑怯で狡猾で自堕落な男共の色欲とアルコールに翻弄され、救いの無い不幸と破滅へのリアルを描く。
果たして憂うべきは、社会か時代か貧困か性か血か…?



2017年2月19日日曜日

ぶりっ子仕草


ファーマータナカのお前(私の事です)は引っ込んでろニュース。

男は「かわいい」と思っていたとしても、女は「あざとい」と嫌悪、女がキライな同性の「ぶりっこ仕草」は?

個人的には、人間扱いされるのなら、許容できるというより大歓迎ですが…。


1位 自分のことを名前で呼ぶ
2位 アヒル口をする
3位 会話する時に体をくねらせる
4位 頬を膨らませて怒る
5位 上目遣いをする
6位 「●●で~」などと語尾を伸ばす
7位 転ぶ、重たいなど、か弱いアピールをする
8位 漢字を読み間違えるなど、天然アピールをする
9位 二の腕を触るなどのボディタッチ
10位 子どもや動物などに「カワイイ」を連呼する 


2017年2月18日土曜日

ラジオクラウド


アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。
TVが総じてジャーナリズムの使命を忘れかけた現在、我等世代にとってはコアでニッチな面もある情報源のラジオだが、Podcast(ポッドキャスト」のサービスは結局広告サービスに向かず不採算で撤退、仕方なくブラウザ(safari)を通して視聴してきたが今一つ使い勝手が悪かった。

ここに来てやっと日本初のクラウド型ラジオサービスアプリ「ラジオクラウド」登場、TBSをはじめ文化放送、ニッポン放送、毎日放送、ラジオ大阪、ラジオ関西、京都放送、ラジオ沖縄、ラジオNIKKEITOKYO FMJ-WAVE11局が参加し、ストリーミング再生に加え、ダウンロードも可能。

「Radiko」というド本命アプリもあるが、
・バックグランド再生が可能(他のアプリ(特にゲーム系))をやりながら聴ける)
・スキップや倍速再生が可能(ニュース系番組は1.5で聞きたい)
・地域制限が無い(関東で大阪の番組も聴ける)など優れた点がある。

こりゃー使えるか…。



2017年2月17日金曜日

サッド・ムービー


ライブラリーシネマ(2/10バレンタイン企画)。

サッド・ムービー」は2005年の題名通りの男女8人4カップルが織りなす、それぞれの悲しみを描いた群像劇。
韓国恋愛映画を見るのは多分初めて、ある人が韓国映画って、すぐ徴兵されたり、留学したり、事故ったり、癌になったりすると言ってたけど、その通りだった。
まあ、美男美女揃い(皆整形?)ではありましたが。

蛇足ながら、皆様方には何の興味も関係も無いとは思いますが、あらゆる生存能力が極端に退化していく中で、女性って何でこんなに魅力的で綺麗(な人がいる)なんだろうという色呆け妄想症状のみ亢進している模様で、万一 E-Girls Ami チャンがどうしてもお付き合いしてと言われれば即OKです。



2017年2月16日木曜日

キムラヤのパン


街角ウォッチング。

昔パンと言えば、コッペパン、食パン、メロンパン、ジャムパン、クリームパン位だった。
田舎もん中学生だった頃、通学の朝、なけなしの小遣いを握りしめ、天神木村屋で出来立て調理パンを買い、弁当は早弁して、昼に至福感を以て文化の香りを食らった覚えがある。

ありがとう、そしてさよなら、キムラヤのパン。


2017年2月15日水曜日

二日市温泉 博多湯


ひょっとしてチョコレートがトラック便で大量に来たりするとせからしいので、緊急避難。
野郎3人温泉&焼肉、それなりに幸せ….。




2017年2月14日火曜日

朋有り、遠方より来たる


我楽多酒整理。

中学時代同級生でおそらく一番の出世頭未だ現役大法螺吹き大社長(現在は相談役)T氏出張帰福につき、悪ガキに戻って乱痴気騒ぎ。

ジョルジュ・デュブッフ プイィ・フュイッセ クロ レシエ (ブルゴーニュ・マコン地区)
新酒祭赤ワイン  安心院葡萄酒工房(マスカットベリーA)…甘!




以前某ブログに彼の事を書いたのがあったので、再録しておく。

有朋自遠方来 不亦楽 」読みは「朋有り、遠方より来たる。亦た楽しからず。」

先日中学時代のポン友T氏から電話が入った。
仕事で阿蘇の高森町に行くので、「ちょっと会おうか。」というわけである。
多分会うのは20年振り位になるのではないだろうか。早速黒川温泉の一宿をキープした。
しく「友、遠方より来る、また楽しからずや。」である。

彼とは朝まで喧々諤々議論し、又朝まで下手糞なギターを弾き続けた。

話は変わるが、高校の同学年も今年卒業40周年になるというので、100人規模の記念旅行を企画している。ファーマータナカに限らず、大半が人生の峠を越えて(多分ファーマータナカは峠さえ登っていない)、
昔を懐かしみ、利害の無い友との再会と語らいを望むのだろう。

T氏は現在M畜産の代表取締役社長だ。
団塊世代末期の我等のうち、ファーマータナカのようなエキセントリックなパターンを除けば、そのうちの優秀(?)な勝ち組は、トップは社長、取締役に結構なっている。
ここで「成功者となる」ために、特に後進のために、彼とファーマータナカの比較をしてみよう。

彼とは何かにつけて非常に対照的であった。
但し、この傾向が今後も参考になるかは保障の限りではない。

前者がT氏、後者がファーマータナカである。主観偏見が入ってはいるが当たらずとも遠からずのはずだ。

金持ちおじさんー貧乏おじさん
有言実行ー無言実行(実際は無言不実行)
モテるーモテない(実際はモテたい)
右翼的ー左翼的(実際は変翼的又は無翼的)
好戦的ー非戦的(実際は敗戦的)
現実主義ー理想主義(実際は厭世主義)
頭脳非明晰ー頭脳明晰(実際は頭脳不明晰) 

友人だから言えるけど、彼は大法螺吹きであった。
れ故背伸びもし、苦労も人一倍しただろう。
しかしそういう中に身をおく事で、きっと打たれて打たれて、又立ち上がり現在があるのだろうと思う。
再会が楽しみだ。
2009/04/07記)

2017年2月12日日曜日

桃尻語訳・枕草子


「桃尻語訳・枕草子」より。

橋本治氏によれば、清少納言はミーハーだったと、こんなんでこの寒さ少し和らがないか。

「冬は早朝よ。
雪が降ったのなんか、たまんないわ!霜がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくっても、すっごく寒いんで火なんか急いでおこして、炭の火持って歩いてくのも、すっごく”らしい”の。
昼になってさ、あったかくダレてけばさ、火鉢の火だって白い灰ばかりになって、ダサイのッ!」

(原文一段後半)
「冬はつとめて。
雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜などのいと白きも、またさらでも いと寒きに、火など急ぎおこして、炭(すみ)持てわたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、炭櫃(すびつ)・火桶(ひおけ)の火も、白き灰がちになりぬるは わろし。」



2017年2月11日土曜日

さよならアルマ 赤紙をもらった犬


雪でも行くぞ、えーるピア上映会。

「さよならアルマ 赤紙をもらった犬」は2011年NHKスペシャルにて放送、食料確保のため軍犬として育てられ戦場に渡るシェパード、実話を基にしたフィクションなので多少綺麗事感もあるが、犬物は泣ける。
犬にとって人間とは何か、戦後軍犬軍馬はただの一頭も帰還していないという事実が重い。




2017年2月10日金曜日

ローカル天気予報


筑後地方も雪、行き倒れの恐れあり、ウォーキングは中止です。
(私設筑後痴呆甘苦奇症狂会提供)


2017年2月9日木曜日

音楽アプリ


アナログ親父のデジタル奮闘玉砕記。

今日は再結成後即活動停滞、解散必至の親父バンドにはおこがましい、優れもの音楽アプリを紹介する。

「iReal Pro」は、スタンダードジャズだけでも1300曲以上のコード譜のダウンロード、それをリアルサウンドピアノ(又はギター)・ベース・ドラムが伴奏、移調テンポ変更もでき、ソロやアドリブ練習には打って付。
ただし、ソロを取る技量と大枚1600円を捻出する資産がないヘナチョコべーシストには、今のところ無用の長物なので購入は差し控えている。

一方「Songsterr」は、大好き無料アプリ(多機能利用は有料)で、なな何と約4万人のアーティスト、50万曲以上の楽曲をカバーするTAB譜閲覧アプリ、パート別楽譜で楽器選択も可能、こちらで充分過ぎる程遊べます。

暇なのに忙しい…。



2017年2月8日水曜日

ハラスメント




「○○ハラスメント」が増殖中、幾つ知ってる、どう思う?

「カラハラ」(カラオケ)はカラオケの強要だが、ついに「ピコハラ」(ピコ太郎のモノマネやれ!)も登場。
「ブラハラ」(ブラッド)は血液型で性格などの差別をすること、「スメハラ(スメル)とスモハラ(スモーク)」は親父の臭いのやめて下さい、「ゼクハラ」(ゼクシィ)は長く付き合っている彼氏の部屋に、こっそり雑誌のゼクシィを置く、極め付けは「ハラハラ」(ハラスメントハラスメント)、何でもハラスメントと言い張る嫌がらせだそう。

以下に32種類ものハラスメントをあげておく。

1.アカデミック・ハラスメント(アカハラ)/スクール・ハラスメント(スクハラ)
2.アルコール・ハラスメント(アルハラ)
 3.エアー・ハラスメント(エアハラ) 
4.エイジ・ハラスメント(エイハラ)
5.エイジシルバ・ハラスメント
6.エレクトロニック・ハラスメント(エレハラ) 
7.終われハラスメント(オワハラ)
8.家事ハラスメント(カジハラ)
 9.カラオケ・ハラスメント(カラハラ)
 10.キャンパス・ハラスメント 
11.ジェンダー・ハラスメント
12.スメル・ハラスメント 
13.スモーク・ハラスメント(スモハラ)
 14.セカンド・ハラスメント 
15.セクシャル・ハラスメントセクハラ) 
16.ゼクシャル・ハラスメント(ゼクハラ)
17.ソーシャルメディア・ハラスメント(ソーハラ)
 18.テクスチャル・ハラスメント 
19.テクノロジー・ハラスメント(テクハラ) 
20.ドクター・ハラスメント(ドクハラ) 
21.パーソナル・ハラスメント(パーハラ)
22.パワー・ハラスメント(パワハラ) 
23.ブラッドタイプ・ハラスメント(ブラハラ)
24.ペイシェント・ハラスメント(ペイハラ) 
25.ペット・ハラスメント 
26.マタニティ・ハラスメント(マタハラ) 
27.マリッジ・ハラスメントマリハラ) 
28.モラル・ハラスメント(モラハラ) 
29.ラブ・ハラスメント(ラブハラ) 
30.リストラ・ハラスメント 
31.レイシャル・ハラスメント 
32.レリジャス・ハラスメント(レリハラ)


                                                  (早稲田大学ハラスメント防止委員会より)

2017年2月7日火曜日

閉店と開店


ファーマータナカの遅くて役に立たない業界情報。

何時の時代にも繁盛店はあるのだが、いずれにせよ、飲食業界には厳しい時代と言わねばならない。

鳴り物入りでオープンした久留米シティプラザ、その一角「鉄板焼き 六角庵」は「梅の花」プロデュースだったがそれでも早々に閉店、超一等地と言うのが実は曲者なのだが、半年ちょっとでの撤退はまさに経営者判断というものだろう。
一方新装開店「ミライザカ」は、かのブラックと言われた「和民」がブランドイメージ隠しとも揶揄される業態変更店だ。
この戦略で急激に業績改善との情報もあるが、評判は?、今後を注視したいところ。


2017年2月6日月曜日

自転車泥棒


ライブラリーシネマ。

「自転車泥棒」(ヴィットリオ・デ・シーカ監督・イタリア・1948年)は、戦後動乱期の失業者溢れるローマの街中、仕事に必要なのに盗まれた自転車を、息子とただ当てどもなく歩き、探すだけの(結果的に主人公も自転車泥棒してしまう)、何ともやるせない悲涙を誘う物語。
第22回アカデミー賞名誉賞受賞の、ネオレアリズモ( Neorealismo)代表作品。




2017年2月5日日曜日

角打バー オリーブ


誰もかまってくれないので、チョイと角打ち…。

「角打ち(かくうち)」という言葉は、「広辞苑」には載っていないらしい。
 「日本国語大辞典」(小学館)には、「酒を升にはいったまま飲むこと」とあり、それから、「酒屋の店頭で酒を飲むこと」という意味になったようだ。
もともと秤り売り用の酒を、升を借りて縁に乗せた塩をアテに、その場で立ち飲みしていたもので、「四角い升の角に口をつけて飲むこと」 から「角打ち」と呼ぶようになったのだ。

ということで、昨今のいわゆる角打ちバーは、厳密な意味では酒屋ではなく、飲食店の一形態となっているフシがあり、角打ちバーというより、立ち飲みバーといったほうが表現としては正しい。

ちとややこしいが、ここ「角打バー オリーブ」は「森川酒店」という酒屋さんの経営で、実はすぐ隣に旧来からに「角打ち」スペースがあるのだ。
本来ファーマータナカ何ぞは、そちらで飲むべき人種ではある。
一方こちらは女性客もターゲットにしていて、ワインやカクテル、テキーラ等も揃っている。
その上、純米吟醸酒等の日本酒の品揃えが豊富で、価格的にもチョイと一杯にしてはいい値段となっている。
本来なら500円玉一枚で、日本酒とつまみでおつりがくるという状況が庶民には有難いのだが・・・。 

とはいえ、春を待つ孤独な宵のうち、暫し五臓六腑に沁み込む酒を流し込むのは悪くない。




2017年2月4日土曜日

お金持ちが普通の人と違うところ



真偽の程はさておき、ほとんど該当しないので、そっち側でない事だけは確実だ。

1.運転が強引だ。
2.他者に対する共感が薄い。
3.子どもからキャンディーを奪う傾向が強い。
4.米国の永住権を簡単に得られる。
5.体内の化学的組成が異なる。
6.ブランド医薬品を購入する傾向がある。
7.投票率は、裕福でない人々の2倍。
8.財政赤字削減と減税に関心が高い。
9.最低賃金の引き上げに関心が低い。
10.一般人とは違ったウェブサイトを利用する。
11.自分の仕事に対する満足度が高い。
12.生活全般に対する満足度が高い。



2017年2月3日金曜日

宮ノ陣神社


久留米再発見シリーズ。

当地名所「梅林寺」ばかりでは能が無いので、徘徊ついでに足を延ばす。

筑後川のほとり、西鉄宮ノ陣駅の近くにある小さな神社「宮ノ陣神社」。
人の世は延々と争いばかり、南北朝時代の権力闘争時、「大原の合戦(筑後川の戦い10万人)」で征西将軍宮がこの地に陣を張ったので、「宮ノ陣」という地名が付いたんだそう。

紅梅の「将軍梅」の見頃は3月だと、記憶が飛んでなければ、又来てみたい。


2017年2月2日木曜日

かねやま18年古酒


珍しく我楽多でない酒補強編。

沖縄在住の知人が所用で来福、いただく。
「西のスコッチ、東の泡盛」とも言われる泡盛、その限定古酒とは愉しみだ、イッヒィヒィ!

ここで「泡盛」について少し整理しておこう。

まずなぜ「泡盛」なのか。
原料起源説によれば、原料としてあわ(粟)を用いたとする説だ。現在でこそ泡盛はすべて米(タイ砕米)によって造られていますが、かつては粟でも造られていたという。
江戸時代の文献には、粟で焼酎を造ったので「あわもり(粟盛り)」といい、それが「泡盛」の名のもとになったと記してあるそうだ。
一方、「泡」由来説として、蒸留のしたてに、泡がさかんに盛り上がる様子から「泡盛」となったとする説がある。
その他に、薩摩藩が九州の焼酎との区別するために名付けたとする薩摩命名説、古代インド語で酒のことを「アワムリ」と呼んでいたとする梵語説などがある。

又、造ってから3年以上寝かせたものをクース(古酒)と呼び、長く寝かせ、熟成させることで酒の質が向上し、より味わい深い、おいしい酒になるのだ。
古酒だが、スコッチでもせいぜい50年が限度、ブランデーのコニャックには1700年代の古酒があるというが、これらウイスキーやブランデーの古酒は、樽詰めされて貯蔵されたものが、一度ビンに詰められると、そこで熟成は終わりになる。
しかし、泡盛の古酒は「しつぎ」という手法によって、とりわけ(甕)貯蔵によって、古酒の風味を保ちつつ、熟成をはかることができるという。

このようにして泡盛は、香りのあるまろやかな味に育つ可能性をもった酒なのだった。

さて、この「かねやま18年古酒」は、古酒の山川として名高い山川酒造の限定秘蔵酒!カカオのような古酒香に華やかで柔らかな味わいは、18年古酒ならではの甘みとコクを堪能できる逸品となっている。



2017年2月1日水曜日

紅梅


春の胎動に、しばし耳を澄ます。

「紅梅」は春の季語、白梅より少し遅れて暖かさが感じられる頃に開くとされ、一方「白梅」は「梅」一般という季語に吸収され「紅梅」が独立したという。
従って「白梅」という季語はないとの記述も見られるが、早春の季語とも書いてある
季語も変化するというから、果たしてどちらが正しいのだろうか。

ともあれ、よそんちの庭を眺めて、穏やかな気持ちになれるとは儲けものだ。


いでになつかしい「飛梅」(さだまさし)も貼っておこう。