光
今日の「クリスマス・イルミネーション」。
街は、まばゆい光に満ちている。
けれど、その輝きが届かないところで、
いまも誰かが冷たい風に肩をすぼめている。
それでも人は信じたい。
声にならない優しさが、
世界のどこかで静かに囁き続けているということを。
争いも、孤独も、排斥の痛みも、
ひとつの季節では溶けないけれど、
木々に灯る小さな明かりのように、
人の心もまた、誰かのためにそっと灯り続けられる。
この静かな夜の光が、
見えない誰かの痛みへ向けられた
ひと筋の祈りでありますように。
〜 享楽の世界に身を任せておきながら、願うだけなら、詠むだけなら、誰だって出来るというなかれ。
オッサンだって、少しは考えているのである。
それぞれの一粒の光が、いつか束となって降り注ぎますように・・・
光@大名ガーデンシティ














