ETC専用IC
今日の高速道路「ETC専用IC」。
仕事で一般道の小郡市あたりを通ると、きれいで立派な「ETC専用 小郡鳥栖南」道路案内標識があった。
以前この周辺を通ると、恐ろしく大規模な工事(一般的に20〜40億円だそうだ)が結構長期間行われていて、素人目には需要とか採算とかの面で大丈夫なのだろうかと余計な心配をしていた所である。
実際には、小郡鳥栖南のスマートICは、「日本のこれからの交通インフラ思想を凝縮した一例」といえるものようだ。
個別事情としては、
・まずここは九州の動脈の結節点(九州自動車道(南北)、長崎道・大分道方面への分岐(鳥栖JCT)、国道3号・34号・500号などの一般道ネットワーク、物流拠点(鳥栖流通団地、基山・小郡工業団地))であること
・近隣には鳥栖IC・久留米ICがあるが、朝夕の渋滞、大型車混入、市街地通過による時間ロス等が慢性化していた
・そして、ここが要だが、ETC専用にすることで「コスト・用地・人件費」を劇的に下げられるということのようだ。
詳細は省くが、何でも国交省の基準で、費用便益比(B/C)というのがあって、直接的な料金収入だけでなく、周辺ICの渋滞緩和・時間短縮・走行費用削減・交通事故削減・環境改善等社会的便益を計算合算して、それが1.0を超えれば採算ありだそうだ。
だが、根本問題として、現金利用者は切り捨てられるか、高齢者とETC専用ICの相性はどうなのかといった問題は残るかとも思ったが、ETC利用率は既に約95%で、現金・非ETC利用は約5%以下、自分だけが置いてけぼりだという現実を突き付けられ・・・、やっぱここでも退場勧告標識ということだったw













